わたしは姉と不仲です。
こどもの時は仲良かったんですが。
ふとした私の失言で気持ちを害したようで、それから姉から疎まれています。
そのことがあってからというものの。
相手の気持ちを傷つけないように、周りの会話の様子にビクついていました。
誰かを傷つけないように、嫌われないようにと自分なりに気をつけていた感じです。
「自分を守る会話」に終始していたような気がします。
そんな姉に、親族の会で久々に会いました。
緊張してビクついている私を目に入れたくもないような様子な姉。
まぁ、簡単に言うと無視です。
存在さえも承認してもらえないって辛いですよ。
そんな私たちの様子は、高齢の両親を心配させているんだと思うとさらに不甲斐なく思えて。
なんで、自分はうまくやれないんだろうと
結構ショックでした。
でも、今日カウンセリングで言われた言葉。
「相手の感情を引き受けなくていいんだよ。
親のことを抜きにしたら、あなたははお姉ちゃんとどうなりたい?」
この問いに、わたしが出てきた気持ちは。
「姉とのことは、昔のよき思い出だけ残して、距離を取りたい……。」でした。
敢えて、怒らせるようなことはしたつもりもない。
けれど、謝っても無視される。
そういった積もった心のほこりはやっぱり拭いきれないもんです。
嫌われている相手のドアをずっとノックし続けるほど、わたしも強くない。
いつの間にか、親を喜ばせるという目的のために
頑張って関係を改善しようとしたけど。
もうやめようと思います。
自分の感情は「もう離れたい」と気づけたから
その気持ちを大切に。
相手を傷つけないように発する言葉ではなく、自分が発したいと思える言葉を紡いでいければと思います。
もし間違えたなら、その場所から「ごめんなさい」をして、やり直せる人とだけ付き合えたらいいかなと。
人の感情を引き受けなくてもいいんだよ。
意識せずに、いろんな人の感情を引き受けて、自分をすり減らすのは疲れました。
だから、もうちょっとだけ、自分に素直にいこうと思います。